Project Story #2

Mr.化粧品業界

小幡 瑞季

人材紹介事業部

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化粧品業界の人材紹介業は
クイックがトップを独占する領域のひとつだ。
その歴史は意外にも浅く、
たった1人の新卒1年目社員の
向こう見ずな挑戦から始まった――。

1

「やめておけ」。

「無謀すぎる。大手がどこも手を出さない業界に挑戦するなんて」。化粧品業界専門の人材紹介事業を立ち上げたい、という小幡のアイディアに、初めは上司も否定的だった。「化粧品は嗜好品だろ? 嗜好品ってのは景気に左右されやすく、ビジネスとして成立しづらいんだよ」。そんな上司の言葉に、小幡は真っ向から反発した。「いいえ、化粧品は多くの女性にとって“必需品”です! 景気が悪化すれば働く女性が増え、化粧品の販売個数はむしろ伸びるんじゃないでしょうか」。

実際に小幡は、化粧品の売上げが他業界に比べて安定していること、化粧品メーカー各社で採用活動が活発なこと、女性社員が多く結婚や出産などで欠員が出やすいことをつき止めていた。ビジネスチャンスは必ずある。彼は上司の反対を押し切り、社内のWeb開発部門とともに、化粧品業界の転職サイトを立ち上げた。

2

有名ブランドからの極秘依頼。

無謀と思われた挑戦だったが、結果は想像以上に早く出た。小幡が1人コツコツとマーケットを開拓していると、多くの企業から採用支援の依頼が入り、サイトには転職を希望する業界経験者がおし寄せるようになったのだ。競合が少ないブルーオーシャンだったことも手伝って、コンサルタント・小幡と彼が作った転職サイトの存在は、あっという間に業界じゅうに広まっていった。

ある日、そんな小幡のもとに、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンから、極秘の採用支援の依頼があった。LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンといえば、ヴィトンやディオール、ジバンシィといったブランドを束ねる世界的大企業。「あるブランドの新規出店を統括するスーパーバイザーの採用を、小幡さんに手伝ってほしい。企業秘密に関わることだから、他の紹介会社には一切連絡していません」。女性の人事部長・Y氏にそう打ち明けられ、小幡はふるい立った。

3

貫く意志。

LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが求めていたのは、化粧品業界での勤務経験があり、TOEIC800点以上の英語力を持つ、百貨店勤務経験者。だが、その条件に合う人物は転職マーケットではごく少数。採用が長期化して出店計画を狂わせないためにも、一度その条件をリセットする必要があった。小幡はY氏とともに、同社にとって本当に必要な人物像を再定義し、合致する人材を探し出した。

その人物とは、英語は堪能だが、百貨店経験もスーパーバイザー経験もない。かわりに化粧品セールスの経験があり、コスメに対するずば抜けた知識と熱意を持っている男性だ。出店計画の内容と照らしあわせたとき、この人物なら事業を成功させられるという確信が、小幡にはあった。

さっそく紹介すると、Y氏の評価は上々だった。あとは採用基準を変更したことを、同社の上層部がどう感じるか。最終決裁権を持つ役員に納得してもらうため、小幡はY氏とともに奔走。結果、その男性の採用が決まり、同社のコスメ部門にとって大きな戦力となっている。

4

ビジネスチャンスは、
目先の利益だけでは決まらない。

相手が上司であれクライアントであれ、自分が正しいと思ったことを貫く。まっすぐな眼差しを武器に、化粧品業界を極めると決めて数年。小幡は数々の企業の人材戦略を中枢から支え、名実ともにNo.1のポジションを築いた。彼はマネージャーに昇格し、1人だったコスメチームは多くのメンバーに支えられるまでになった。

ある日、部下の1人がこう言った。「小幡さん、アパレル分野で新規立ち上げをしたいです」。そのまっすぐな眼差しに、小幡は過去の自分を重ねる。ビジネスチャンスは、目先の利益だけでは決まらない。たとえ前例がないことでも、感謝される仕事をしたいという思いを貫けば、必ず結果はついてくるということを、小幡は知っている。「やろうぜ、一緒に!」。小幡は部下の背中を押し、メンバーとともにラグジュアリー・ハイファッション業界を開拓。わずか1年でトップクラスの実績を築くとともに、現在はさらなる新領域へと、まっすぐな想いにあふれた支援を拡大しつつある。

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