本田 逸人
人材紹介事業部
入社年:2016年(新卒) 役職:マネージャー
ゼネコンや重電メーカー、石油ガス電気系企業など
インフラ関連の企業を支援するConstruction Plantチームに所属する傍ら、
復興支援に対する情熱を武器に、太陽光や風力といった
再生可能エネルギー業界専門のチームを立ち上げる。
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こんなこと言うと笑われそうですが、子供の頃から『正義のヒーローになりたい』と思ってきました。承認欲求の強い子でもあったので、いいことをしてまわりから感謝されたい…という想いが人一倍大きかったんですね。学生時代は社会問題を勉強し、アフリカに難民支援のボランティアに行きました。そんな折、ある国際シンポジウムで、日本の人口が毎年20万人ずつ減っていることに気がついて。20万人といえば僕の故郷の全人口。毎年自治体が1つずつなくなっていると考えたら…よその国より、日本に対してヒーローになれるような仕事がしたい、と思うようになりました。
就活時は外務省や経産省などの省庁や商社を検討してました。ただ、ゼミの先輩が何人かいたので話を聞いてみると、楽しそうな半面、自分が主役というより大組織の一部という印象で。もっと自分主体で活躍したいと思っていた矢先に、クイックの存在を知りました。20代でマネージャーとして活躍している人が何人もいたので、ここなら若くても想いがあれば色々任せてもらえそう! とピンときました。さらに、人材の『人という切り口で社会を変える』ことに対して、自分の中でどんどんアイディアが浮かんできて…。クイックは人手不足の看護や震災復興の建設、再生医療が注目される製薬、CO2削減の自動車など、まさに社会問題と対峙する分野でサービスを行っているので、これはやりたいことができるに違いない! と。ベンチャーではなく上場企業で基盤がしっかりしているのも、長男で親を支えなきゃいけない自分にとって、安心材料になりましたね。
僕は福島や東海村に近い地域の出身です。幼少期には身近な場所でJCO臨界事故が起こり、高校の頃は3.11で大きな被害を受けました。そんな経験から、いつか地元や日本のエネルギー問題に貢献できる仕事がしたいと考えていたんです。でも、想いばかりが空回りして、入社後はなかなか結果を出せませんでした。そんな僕のターニングポイントになったのが、2年目のとき。ある資源インフラ企業が、東北エリアに国内最大規模の発電所を建設するので、そのお手伝いをすることになったんです。施設は国内でも最大級の電力を生み出せる予定で、完成すれば原発が止まっている日本の電力供給に大きな変化をもたらすことになる。まさに世の中を変える建設計画ですが、実現のためには、国内にごくわずかと言われるある技術者を採用しなければならないというハードルがあったんです。
採用難易度がただでさえ高い上、その企業は中途採用の経験がほぼゼロ。僕は人材のスカウトを行いつつ、企業の採用スキームを構築しました。東北や関東ではなかなか技術者が見つからず、最終的には関西圏まで広げた結果、ようやく技術者の方を発見。無事に採用が決まったとき、企業からは「これで建設が進められる」と何度も何度も感謝の声を頂き、この案件の成功の裏に僕がいることを知った地元の知人たちからも喜びの声が届きました。「ビジネス上で人の役に立つってこういうことか」と、リアルな手応えを感じた一件でした。この頑張りを上司に認められ、「エネルギー業界はお前に任せた。お前はまだ未熟だけど、熱い気持ちは誰にも負けていない。お前が組織を引っぱってくれ」と言ってもらえたことも含め、今の僕の原点と言える体験です。
再生可能エネルギー業界は、世界でも1000兆円規模の産業です。日本も2030年までに再生可能エネルギーを全電力の22%以上にすることを掲げています。これは市場に伸びしろがあるだけでなく、政府も企業も本腰を入れて向き合うべき数字です。原発の近くに家族が住む自分としては、家族や未来の子供たちに安全な社会を提供する意味でも、1社でも多く、再エネ企業を後押し、僕たちが人材の面で再生可能エネルギーのインフラになりたいと考えています。それが僕にとって、最も意義を見いだせる仕事だと思いますから。
僕の上の世代は、みんな若くして新規事業や部隊を立ち上げてきた経験の持ち主です。だから、僕ら世代も負けてられないなと。同期と話していると、みんなこう感じているんです。「社会に対してやりたいことは山ほどある。でも、人手が足りない」と。僕はこれまで再エネ企業を1人で20社担当してきましたが、政府の計画を実現するためには、メンバーを増やし、1社1社に対してもっと時間をかけてコンサルティングしていく必要があります。今は後輩を巻き込みながらチームの立ち上げを進めていますが、まだまだ手が足りません。このページを読んでいる皆さんのお力も借りられるものならぜひお借りしたいです。もしあなたが社会問題や日本の未来に興味があるなら…この会社に内向きの仕事はありません。「社会を変えたい」という熱い想いをもった人、一緒にその想いを実現しませんか!
2021年に結婚しまして、プライベートの過ごし方がガラっと変わりました。奥さんと外食をしたり、奥さんが作った料理を撮影してSNSにあげるなど(笑)結婚生活を満喫しながら、週1回程度はフットサルで汗を流したりで自分の時間も満喫したりと、仕事とは違った楽しみも見つけながら過ごしています!
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2022.02.03
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